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切り抜きガイド

Whopで切り抜き(クリッピング)を始めて報酬を得る方法

Whopの切り抜き(クリッピング)とは、ブランドの長尺動画を短いクリップに編集し、自分のTikTok、YouTube Shorts、Instagram、Xのアカウントに投稿して、ブランドが投稿を承認すると再生数に応じて報酬を受け取る仕組みです。フォロワーがいなくても始められます。このガイドでは、キャンペーン選びから出金までの流れを一通り説明し、AI切り抜きツールで時間を節約できる部分と、自分で確認しなければならない部分を示します。

Scribix 編集部約9分で読めます

Whopの切り抜きの仕組み

Whop Content Rewardsは、ブランドやクリエイター向けのマーケティングツールです。キャンペーンのオーナーがポッドキャストやライブ配信、ウェビナーなどの長尺動画を用意し、1,000回再生あたりの報酬額を決めて予算を入金します。クリッパー(切り抜き師)はその動画からショート動画を作り、自分のアカウントに投稿して、投稿のリンクを提出します。

Whopのドキュメントによると、キャンペーンのオーナーは提出された投稿をキャンペーンの要件に照らして審査し、要件を満たす投稿を承認し、それ以外を却下します。承認後、Whopは獲得した再生数に応じてクリッパーに報酬を支払います。キャンペーンによっては、最低支払額、動画1本あたりの最高支払額、承認された提出ごとの固定ボーナス(任意)が設定されています。

つまり、再生数だけでは報酬になりません。100万回再生されたクリップでも、ブリーフ(指示書)に違反していれば報酬はゼロです。また、キャンペーンの最低支払額に届かない投稿は、審査の対象にすらならない場合があります。

始める前に準備するもの

始めるのに必要なものはわずかですが、クリップの提出や報酬の受け取りで足止めされないよう、次のものを事前に用意しておきましょう。

確認項目: 始める前に準備するもの

ステップ1:取り組みやすいキャンペーンを選ぶ

WhopでContent Rewardsを見て、参加前にキャンペーンを比較しましょう。確認するのは、1,000回再生あたりの報酬、残りの予算、動画1本あたりの最低・最高支払額、対象プラットフォームの4点です。

報酬額が最も高いキャンペーンが最良とは限りません。予算がほぼ尽きたキャンペーンは、クリップが審査される前に終了することがあります。最高支払額が低いと、1本のクリップがバズっても稼げる額に上限がかかります。Whopの例では、1,000回再生あたり3ドル、上限3,000ドルの場合、100万回再生に達した時点でそれ以上の報酬は発生しません。

まずは自分がよく知っているコンテンツから始めましょう。普段から聴いているポッドキャストのジャンルなら、なじみのないテーマより早く見どころを見つけられます。

ステップ2:審査する側の目線で要件を読む

どのキャンペーンにも要件が公開されており、投稿の承認・却下はその要件に基づいて判断されます。Whopはキャンペーンのオーナーに対し、品質基準、必須のブランド表記、禁止コンテンツ、動画の長さや形式、必須のメッセージなどを要件に書くよう勧めています。

編集を始める前に、編集に関わるルールを書き出しておきましょう。許可される長さ、キャプションに必須のテキストやハッシュタグ、ブランド名の記載やタグ付けの要否、見せてはいけないもの・言ってはいけないこと、指定のスタイルがあればその内容です。雑なコンテンツや明らかにAIで作ったコンテンツを望まない、と明記しているキャンペーンもあります。リンク先の資料も含め、ブリーフは最後まで読みましょう。

確認項目: ステップ2:審査する側の目線で要件を読む

ステップ3:元動画を入手する

切り抜きキャンペーンでは、キャンペーンの提供コンテンツ内に動画そのもの、または動画へのリンクが用意されています。多くの場合、共有クラウドフォルダか、元動画へのリンクをまとめた資料です。

動画がGoogle DriveやDropboxにある場合は、大きなファイルをダウンロードして再アップロードする代わりに、共有リンクをScribixに貼り付けられます。Scribixは動画ファイルへの直接リンクや、端末からのアップロードにも対応しています。

ScribixはYouTubeなどの動画配信サイトから動画をダウンロードしません。キャンペーンからYouTubeのリンクしか提供されない場合は、キャンペーンのオーナーなど、使用する権利がある入手元から元ファイルを用意してください。

Google DriveまたはDropboxのリンクを貼り付ける欄があるScribixの新規プロジェクト画面
Scribixの取り込み画面。キャンペーン動画のGoogle DriveやDropboxの共有リンクを貼り付けるか、パソコンからファイルをアップロードします。画面は英語表示です。 画像を選ぶと拡大表示できます。

ステップ4:単体で伝わるクリップを作る

良いクリップは、元の動画を見ていなくても内容が伝わります。冒頭ではっきりしたフックがあり、ひとつの答え・エピソード・意見が完結していて、話の途中ではなく言いたいことが言い終わったところで終わります。

ScribixではAIが収録全体を読み込み、タイトル付きのクリップ候補を提案します。使う前に必ず各候補を確認しましょう。前提がわかりにくい場面から始まるもの、他のクリップと内容が重なるもの、キャンペーンのルールに反するものは外します。AIのおかげで何時間もの動画を見返す手間は省けますが、ブリーフを把握しているのはあなた自身です。

有料プランでは、文字起こしを見ながら開始・終了位置を調整し、オチに必要な前振りまで含めることができます。無料アカウントでも、AIが作成したクリップをそのまま書き出せます。

10分間のインタビューからAIが提案した4本のクリップと適合度スコアを表示するScribix
10分27秒のインタビューから、Scribixが4本のクリップを提案しました。それぞれにタイトル、元動画での時間範囲、適合度スコアが付いています(5本目は私たちが自分で切り出したものです)。出典:「Interview on extreme weather with physical geographer Hannah Cloke – The Royal Society」The Royal Society、CC BY 3.0、via Wikimedia Commons。Whopキャンペーンの動画ではありません。画面は英語表示です。 画像を選ぶと拡大表示できます。

Whopの切り抜き向けAIツールを比較する

ステップ5:縦型の構図と字幕を確認する

切り抜き用の動画の多くは横型ですが、どのプラットフォームも9:16の縦型を前提としています。Scribixは話者を自動で追従しますが、それでもクリップは最後まで見て確認しましょう。カメラの切り替わり、2人が映るショット、話者が指し示しているものに注意してください。

音を出さずに見る人が多いため、字幕は重要です。音声を聞きながら字幕を読み、人名・数字・ブランド名を修正しましょう。ブランド名の誤字は却下されやすい原因です。字幕は顔やプラットフォームのボタンで隠れる位置を避けて配置します。構図と字幕の編集にはScribixの有料プランが必要です。

自動追従を選択したScribixのFramingパネルと、字幕付きの縦型プレビュー
自動追従で話者を縦型の画面内に収め、プレビューに字幕を表示しています。全体表示に切り替えたり、手動で範囲を切り取ったりもできます。出典:「Interview on extreme weather with physical geographer Hannah Cloke – The Royal Society」The Royal Society、CC BY 3.0、via Wikimedia Commons。画面と字幕は英語のままです。 画像を選ぶと拡大表示できます。

横型動画を縦型に変換するガイドを読む

ステップ6:書き出し・投稿・提出

クリップを書き出したら、投稿前にダウンロードしたファイルを最初から最後まで再生して確認します。その後、キャンペーンの対象プラットフォームに、ブリーフで指定されたキャプション、タグ付け、表記を付けて投稿します。

投稿のリンクをWhopのキャンペーンに提出し、何を提出したか記録しておきましょう。却下された場合は理由を読み、要件と照らし合わせて、同じ動画を再提出するのではなく次のクリップで原因を直しましょう。

Scribixで実際に書き出した40秒の縦型動画(元の音声と字幕付き)。出典:「Interview on extreme weather with physical geographer Hannah Cloke – The Royal Society」The Royal Society、CC BY 3.0、via Wikimedia Commons。Scribixで切り抜き。この例はWhopのキャンペーンには提出していません。
サンプルMP4をダウンロード

ステップ7:報酬を受け取る

承認された投稿は、キャンペーンの最低支払額と最高支払額の範囲内で、再生数に応じて報酬が発生します。報酬はWhopの残高に反映されます。

出金するには、Whopで受取方法を設定します。Whopの支払いに関するドキュメントでは、Whop Paymentsによる銀行振込のほか、国によってはPayPalなどの方法が紹介されています。本人確認を求められる場合や最低出金額が設定されている場合があり、Whopは制裁対象地域を除く200以上の国での支払いに対応しています。特定の受取方法を当てにする前に、自分のアカウントで利用できる方法を確認しましょう。

クリップでいくら稼げるか計算する前に、キャンペーンページで手数料や審査期間も確認しておきましょう。

どのくらい稼げる?

収入は、報酬額、承認されたクリップの再生数、各キャンペーンの上限によって決まります。計算は単純で、再生数 ÷ 1,000 × 報酬額(動画1本あたりの最高支払額まで)です。

たとえば1,000回再生あたり1ドルなら、承認済みの再生数が5万回のクリップで50ドルになります。1,000回再生あたり3ドルなら、同じ再生数で150ドルです。これはあくまで例であり、一般的な結果ではありません。始めたばかりのクリッパーの多くは、キャンペーンの最低支払額に届かないクリップを大量に投稿しています。

本数も大切ですが、報酬が支払われるのは審査を通過したクリップだけです。ブリーフに沿った10本は、却下される50本より価値があります。

クリップが却下される・伸びない理由

問題の多くは、ブリーフの読み込み不足か、単体では伝わらないクリップが原因です。

確認項目: クリップが却下される・伸びない理由

始める前に知っておきたいリスク

予算は尽きます。キャンペーンの予算を使い切ると、すでに投稿済みのクリップでも、それ以降の再生には報酬が支払われません。

審査するのはキャンペーンのオーナーです。似たようなクリップでも判断が分かれることがあります。却下理由を読み、編集中はブリーフを手元に置いておきましょう。

プラットフォームが表示を制限することもあります。新しいアカウントからほぼ同じクリップを大量に投稿すると、SNS側でスパムとみなされるおそれがあります。クリップに変化をつけ、各プラットフォームのルールを守りましょう。

使用するのは、キャンペーンが切り抜きを許可している動画だけにしてください。キャンペーンとプラットフォームが認めていない限り、他者の音楽や映像を加えてはいけません。

よくある質問

切り抜きを始めたばかりの人からよく寄せられる質問に簡潔に答えます。

Whopの切り抜きは信頼できますか?

Content RewardsはWhopの公式ツールです。キャンペーンのオーナーが予算を入金して提出物を審査し、Whopが承認されたクリップの再生数に応じて報酬を支払います。収入は保証されておらず、クリップは各キャンペーンの要件を満たし、最低支払額に届く必要があります。

Whopで切り抜きを始めるのにフォロワーは必要ですか?

いいえ。報酬は承認された各投稿の再生数で決まり、フォロワー数とは関係ありません。新しいアカウントは伸びるまで時間がかかることが多いので、ある程度の本数を投稿する前提で取り組みましょう。

Whopの切り抜きの報酬はどう受け取りますか?

承認されたクリップの報酬はWhopの残高に入ります。お住まいの国で利用できる方法、たとえばWhop Paymentsによる銀行口座への振込で出金します。本人確認や最低出金額が適用される場合があります。

日本などアメリカ以外からでもWhopの切り抜きはできますか?

Whopは、制裁対象地域を除く200以上の国での支払いに対応しているとしています。利用できる受取方法は国によって異なるため、自分のアカウントに表示される選択肢を確認してください。

WhopのキャンペーンのクリップをAIで作ってもいいですか?

結果がキャンペーンの要件を満たしていれば、基本的には問題ありません。雑なコンテンツや明らかにAIで作ったコンテンツを却下するキャンペーンもあるため、AIは見どころ探しとクリップの下準備に使い、投稿前に各クリップをブリーフと照らし合わせて確認しましょう。

YouTubeの動画をWhopのキャンペーン用に切り抜けますか?

使用するのはキャンペーンが許可している動画だけにしてください。ScribixはYouTubeからダウンロードしないため、キャンペーンのオーナーから元ファイルを入手するか、Google Drive、Dropbox、ファイルへの直接リンクで共有された動画を使ってください。

次のステップ: Scribixで切り抜きを作成・確認する.